大阪大学中之島芸術センターで実施している人材育成プログラム「大学博物館と共創するアート人材育成プログラム」の一環で、このたび、100年前の人形をめぐる二つの物語について、企画公演を行います。うち、一つ目が、兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエコレクションの協力にもとづく『ペトルーシュカ』の再創造です。

　神戸大学の関典子先生が薄井コレクションのキュレーターかつダンサーとして、コレクションを活用した上演研究に取り組まれてはや十年。貴重な取り組みに関心を持っていただければ幸いです。
　

企画概要：
　大学博物館と共創するアート人材育成プログラム「中之島に鼬を放つIII」
　〈アートとその分身〉人間／人形の境界を越えて
　（企画：伊東信宏、古後奈緒子）
　

公演タイトル：人間を脱出したモノたちへ
演目：バレエ･リュス作品の再創造『ペトルーシュカ』
　　　（振付・出演：関典子）
　　　浄瑠璃人形を用いたファリャのオペラ『ペドロ親方の人形芝居』
　　　（演出：いいむろなおき）
日時：2025年2月14日19時、15日14時開演
会場：兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター中ホール
パンフレット（PDF・こちらからダウンロードできます）
　

関連展示：
薄井憲二バレエ・コレクション第100回常設展
【人形のバレエ『ペトルーシュカ』】
会期：2025年2月20日まで開催中
会場：兵庫県立芸術文化センター
https://www1.gcenter-hyogo.jp/ballet/contents/standing/vol100.pdf
　

チケット申込み・お問い合わせ：
【入場無料／要申込】1月中旬より受付開始
大阪大学中之島芸術センター事務局
URL：https://www.art.osaka-u.ac.jp/news/3963.html
e-mail：secretary.art@ml.office.osaka-u.ac.jp
　

関連資料アーカイヴ：
https://danceplusmag.com/?p=14225
https://www1.gcenter-hyogo.jp/ballet/contents/project/k-vol24.pdf
https://www1.gcenter-hyogo.jp/ballet/contents/project/k-vol30.pdf