第73回舞踊学会大会 |
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第73回舞踊学会大会 学会に参加される皆様へ |
2021年度第73回舞踊学会大会を下記の要領で開催致します。
*ただし、12月4日(土)9時までに、事前申し込みが必要となりますので、ご注意ください。詳細は、「参加申し込み方法」をご覧ください。 |
【プログラム】 受付開始:8:30(オンライン受付) ■大会開会挨拶・事務局連絡 9:00-9:10 ■一般研究発表 第一分科会(9:10〜11:55)
発表タイトルをクリックすると抄録を閲覧できます
■一般研究発表 第二分科会(9:10〜11:55)
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■一般研究発表 第三分科会(9:10〜11:55)
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■一般研究発表 第四分科会(9:10〜11:55)
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■全体休憩@(11:55〜12:10)
■2019年度研究奨励賞 受賞特別講演(12:10〜12:55)
■基調講演(13:30〜15:00)
言葉を持たないゴリラを長年研究していると、コミュニケーションの根幹は身体の共鳴であることがわかる。サルは食物や場所をめぐるトラブルを防ぐのに、優劣関係に基づく優先権をルール化しているが、ゴリラは対面交渉による同調を誘うことで対立を解消する。これにはサルより高い共感能力が必要であり、人間はそれをさらに高めて規模が大きく複雑な社会を作ることに成功した。脳容量の増大は集団規模の拡大に対応したという社会脳仮説がある。しかし、脳が大きくなり始めたのは200万年前で、現代人並みの脳になったのは40万年前だから、7万年前に登場した言葉は関与していない。集団規模の拡大は、おそらく舞踊や音楽による身体の共鳴によって共感能力が高められた結果ではないかと思う。そういった身体によるコミュニケーションは、現代の人間社会でも集団規模に応じて重要な働きをしている。現代人の脳の大きさに対応する150人という数は、信頼できる仲間の数、すなわち社会関係資本に匹敵すると考えられる。新型コロナウイルスによる感染症で、3密を避けてオンラインのコミュニケーションが常態化する中、身体による音楽的コミュニケーションの重要性を再認識することがコロナ後の社会の構築に不可欠だと思う。
■全体休憩B(15:00〜15:15)
■シンポジウム(15:15〜16:45)
新型コロナウイルスの世界的なパンデミックから1年以上経過した今、私たちを取り巻く状況は大きく変化してきた。特に、文化芸術であるダンスや演劇は、その状況に沿ったものとして変化せざるを得なくなった。こうした変化は、教育や社会において、市民や地域をつなぐ公的施設やアーティスト、そして現場の指導者が、どのような現実に直面し形を変えながら人々と共にダンスや演劇を生み出してきたのだろうか。失い、あるいは創造し、そこから何を見出し、次に続くポストコロナとしての身体観やコミュニケーションのあり方の変化を見据えながら、今後どのような方向性へとつなげる必要があるのかについて討議する。
■大会閉会挨拶(16:45〜16:50)
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令和3年度(2021年度)第73回舞踊学会大会:参加申込の再開について |
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■第73回舞踊学会大会 参加申込
※参加登録は基本的にPeatixにてご自身で行っていただきますが、「一般
kenta-aikawa◆kyoei-grp.jp (担当:相川)
個別にzoom参加アドレスをお伝えいたします。
※学会大会につきましては随時HPならびにMLでお知らせいたします。
舞踊学会第73回大会実行委員
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