第68回舞踊学会大会 |
第68回舞踊学会大会
芸術教科と教科体育から「創作ダンス」を考える
■期日:2016年(平成28年)12月3日(土)・4日(日)
■全体スケジュール
■主催:舞踊学会(会長 大貫秀明)
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【企画趣旨】 本大会では、教科体育で取り扱われる創作ダンス(小学校低学年は「表現遊び」、中・高学年は「表現」)について、教科体育に芸術教育、教育学という視点を加えて考えます。 1日目のシンポジウムでは、芸術教科及び、教育学の専門家が、芸術教科と同じく「表現」や「創作」を取り扱う「創作ダンス」と他の芸術教科との関連、及び、「創作ダンス」の独自性をどのように捉えているか、また、視点を変えて、学校教育の外にある芸術文化の関係者は児童生徒が協働して創造的に取り組む「創作ダンス」の特性をどのように捉えているのかに焦点をあてます。このように、芸術教科と教科体育から「創作ダンス」を語り、学校教育における新たな「創作ダンス」の未来を展望します。 2日目の特別講演では、ルーマニアから、非営利芸術団体CollectivAの代表者であるMiki Braniste氏と、REPLIKA Centrul de Teatru EducationalディレクターのRadu Apostol氏をお迎えし、ルーマニアにおける子供の貧困と芸術教育について事例をお話いただきます。ダンスが子供の貧困にどのような力をもたらすことができるのかを参加者と共に考えます。 以上のように、2日間を通して、変化する社会情勢を踏まえた上での議論が、学校教育における「創作ダンス」の新たな未来を展望していくきっかけとなることを期待しての企画です。 |
<シンポジウム> | |
テーマ: |
芸術教科と教科体育から「創作ダンス」を考える |
討論者: |
竹内元(宮崎大学大学院教育学研究科准教授) |
横出正紀(造形アーティスト/日本こうさく学研究会代表) | |
大石時雄(いわき芸術文化交流館アリオス支配人) | |
高橋るみ子(宮崎大学教育学部准教授) | |
司会: |
柴 眞理子(放送大学特任教授、神戸大学・お茶の水女子大学名誉教授) |
<特別講演> | |
テーマ: |
子どもの貧困と芸術教育 |
講演: |
Miki Braniste(非営利芸術団体 CollectivA代表 |
Radu Apostol(REPLIKA Centrul de Teatru Educationalディレクター | |
コメンテーター: 貫 成人(専修大学教授) | |
司会: |
野邊壮平(NPO法人MIYAZAKI C-DANCE CENTER代表理事) |
※逐次通訳がつきます。 |
<ダンス鑑賞ダンス観戦> | |||||
上演作品: | 小さな振付家と大きな振付家による創作ダンス「『ママーム』で遊んでみた!」、他 | ||||
出演: | 平成27年度宮崎市民プラザ自主事業「コドモチャレンジスクール」受講生 (ダンスクラス) NPO法人みやざき子ども文化センター「キッズアートアカデミー」受講生 | (キッズスター) んまつーポス
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【プログラム】 第1日目:12月3日(土)
【第1会場 大会議室】 【発表抄録】
【第2会場 ギャラリー2】 【発表抄録】
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■12:00〜13:30 |
昼食【ギャラリー1】( 理事会【オルブライトホール大楽屋】 ) |
■13:30〜16:00 |
シンポジウム 【オルブライトホール】 *一般公開(無料) |
■16:00〜17:00 |
総会【オルブライトホール】 |
■17:30〜 2:00 |
高千穂夜神楽参座【当日の神楽宿】
※バスチャーター ※詳細は別紙参照 |
第2日目:12月4日(日)
【第1会場 大会議室】 【発表抄録】
【第2会場 ギャラリー2】 【発表抄録】
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■12:00〜13:00 |
昼食【ギャラリー】 |
■13:00〜14:30 |
特別講演 【オルブライトホール】 *一般公開(無料) |
■14:45〜15:15 | ダンス鑑賞ダンス観戦 *一般公開(無料) 上演作品:小さな振付家と大きな振付家による創作ダンス「『ママーム』で遊んでみた!」、他 |
■16:10〜16:30、17:00〜17:20 | |
サプライズ企画 ダンス観戦Part2 【宮崎空港エントランス】
*一般公開(無料) 上演作品:んまつーポスによる創作ダンス「体感アクションゲーム」 |
【大会参加申込】
◆参加費納入(振込)のご案内
ご参加の内容にあわせて、下記の料金を11月11日(金)までにお振り込みください。
◆振込先 「第68回舞踊学会大会実行委員会」
《大会参加費振込にかかる手数料について》
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【その他のご案内】 | |
@ | 本大会では昼食(お弁当)のご用意がありません。また、会場のホール内にはレストランはございません。 1日目は、周辺(徒歩10分圏内)のホテル等のレストランをご利用いただけますが、休憩時間が短い2日目は、 昼食をご持参ください。近くにコンビニエンスストアがあります。 |
A | 実行委員会では、会場に近い「エムズホテルクレール宮崎」を、前日の12月2日(金)は30室、12月3日(土)は60室、確保しました。両日とも2タイプ(シャワー付きとバス付き)があります。前者の室料は6.000円(12/2)と10.000円(12/3)です。後者の室料は7.000円(12/2)と12.000円(12/3)です。全て朝食付きです。電話でご予約いただけますので、「舞踊学会」と併せてご希望の室タイプをお伝えください。 <エムズホテルクレール宮崎 0985-61-8622> ※特に12月3日は、大きなイベントと重なり市内のホテルは満室が予想されます。また、同じ理由で、室料が高く設定されています。 |
B | 宮崎までの往復は空路が便利です。フライト情報の紹介については、2016年9月16日付でML配信致しました添付ファイルをご参照ください。特に、バーゲンや特割、旅割等のチケットにつきましては、早めのご予約・購入をオススメします。 |
第68回舞踊学会大会実行委員会
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別紙 高千穂夜神楽(国指定重要無形民俗文化財) |
高千穂の夜神楽は鎮守の杜で行われた地主神の祭儀が、農耕生活の基盤である里に移行し、民家を祭場として秋の収穫感謝、冬の太陽復活・鎮魂儀礼、五穀豊譲を祈願する祭礼で、毎年11月から2月にかけて、町内40ヶ所の集落で氏神祭りとして奉納されています。古くは殆どの集落で夜神楽が行われていましたが、今はお昼に3番から7番ほどの神楽を奉納する「日神楽」と、夜を徹して33番を奉納する「夜神楽」を行う集落が半々になっています。その起こりについては、現存する鎌倉・室町期の文書や神楽面から800年以上前といわれ、江戸後期に現在の形態が確立したものと考えられています。 夜神楽は、午後2時ごろの宮神楽、道行き神楽(御神幸)、舞入れ、御神屋始めに始まり、夜を徹して33番の神楽を舞い明かしますが、地区によって多少時間や舞順が変わります。 (能舞台に神楽舞う「高千穂の夜神楽」公演チラシより)
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高千穂夜神楽(国指定重要無形民俗文化財)の参座について
○ | 夜神楽の日程及び場所(神楽宿)は、毎年変わります。 昨年は、12月の第1週の土曜日は、岩戸、三田井、押方地区の公民館や神楽宿で夜神楽が舞われました。今年の神楽宿は、10月1日(土)に公開されます。 |
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○ | 夜神楽情報は、高千穂町の公式ホームページでも紹介しています。 http://www.town-takachiho.jp/ | |
○ | 平成28年10月25日(火)には、国立能楽堂で、「高千穂の夜神楽」の公演もあります。 | |
◎ | 旅人も一夜氏子(高千穂の夜神楽ミニ解説より)
観光で見学に来られたお客様も一夜氏子です。 村祭りは総指揮の「元締め」を中心に、「中世話」「神使われ」「注連の番」「台所役」等、里人の祭役目で運営されます。どうか村々のシキタリをお守りいただき神々・里人とともに神遊びをお楽しみください! |
◆実行委員会より
学会初日の夜ということで、スケジュールはハードですが、神楽宿での「神あそび」は、宮崎ならではのこの季節の愉しみです。宮崎市から東九州自動車道を使えば、わずか2時間余で高千穂町に到着します。これは、数年前には考えられないことでした。今回は、宮崎の食材を使ったお弁当をご用意いたしますので、往路の車中でお召し上がりください。また、往復の車中の仮眠はもちろん、参座中にうたた寝をしても大丈夫です。 |
<注意事項>
● | 12月の山中です。必ず防寒用のコート等をご持参ください。 |
● | 宮崎市内へは午前2時過ぎに戻ることになります。すでに深夜バスは終わっていますので、宿泊は、みやざき市民プラザ(学会会場)から徒歩圏内のホテルをご予約ください。実行委員会が予約している「エムズホテルクレール宮崎」がオススメです。(予約する際は「舞踊学会」と言ってください。) |