第67回舞踊学会大会 |
第67回舞踊学会大会へのご案内 第67回舞踊学会大会実行委員会
小暑の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、舞踊学会では、来る12月5日(土)・6日(日)、「福島の民俗芸能」をテーマに、福島大学で第67回大会を開催いたします。 福島には、「会津磐梯山」「じゃんがら念仏踊り」「檜枝岐歌舞伎」など、数多くの民俗芸能が継承されています。 2011年3月11日、東日本大震災の影響で、福島県沿岸部にある民俗芸能の6割にあたる約230団体が活動を休止し、伝統が途絶える危機にさらされました。特に津波の被害が大きかった沿岸部の浜通り地区では約400団体が活動していましたが、震災後に最多で約260団体が休止しました (2014年5月27日、朝日新聞)。原発事故による避難生活が引き金になったり、津波の影響で道具が流されたり、指導者が亡くなったりするなど、大きなダメージを受けましたが、翌年には復活した団体、帰宅が困難なため避難先で復活の準備をしている団体もあります。 本大会では、このように震災後に生活基盤が安定しない状況におかれても、民俗芸能を復興させていった原動力は何か、福島県を中心に、被災地の民俗芸能の現状と復興について報告を受け、人々の暮らしの中で民俗芸能や民俗文化がどのように根付いていたのか、そして、今後どうなっていくのか、皆様とともに考えていきたいと思います。 ご多用の折とは存じますが、皆様のご参会を賜りたく、ご案内申し上げます。
また、会員の皆様の一般研究発表の申し込みも受け付けております。「一般研究発表申込要領」をご覧の上、ふるってご応募ください。
1.期日:平成27年12月5日(土)・6日(日)
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第1日目:12月5日(土) ■ 9:30〜 受付開始 【L4】
【第1会場 L2】 【発表抄録】
一般研究発表第2会場 【L3】 【発表抄録】
■ 16:20〜17:20 総会 【L4】 ■ 17:40〜19:00 懇親会【大学会館2階「グリーン」】 |
第2日目:12月6日(日) ■ 9:30〜 受付開始 【L4】
一般研究発表【第1会場 L2】 【発表抄録】
一般研究発表【第2会場 L3】 【発表抄録】
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■ 12:00〜13:30 昼食 【L1〜L4】
■ 13:00〜16:00 <震災と復興>
総合司会 鈴木裕美子 |
司会 古井戸秀夫 |
13:00〜14:00 基調報告 懸田弘訓「福島の震災と復興」 【L4】
14:10〜16:00 シンポジウム「研究の現在」 【L4】
報告@ |
俵木 悟「災害後の生活と民俗調査の効用」 |
報告A |
橋本裕之「支援から協働へ―民俗芸能を復興する/させる方法・ |
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序説―」 |
コメンテーター 懸田弘訓 |