第63回舞踊学会大会


大会概要  第1日目  第2日目  ご案内


 
―大会テーマ 「ダンスの拡張/ハルプリン以後」―

期 日 2011(平成23)年12月3日(土)・4日(日)
会 場 彩の国さいたま芸術劇場(JR埼京線「与野本町」駅下車 徒歩7分)


 ■大会の全体スケジュール
12月3日(土)
12月4日(日)
10:00〜12:00
一般研究発表(2会場11演題)
10:00〜12:00
一般研究発表(2会場11演題)
12:00〜13:30  昼食(理事会)
12:00〜13:00  昼食

13:30〜17:00

特別講演&ワークショップ
「ダンスの拡張/ハルプリン以後」
13:00〜14:00
一般研究発表(1会場3演題)
17:00〜18:00 総会
18:00〜20:00 懇親会(劇場内「ビストロやま」)
14:30〜17:00
シンポジウム
「ハルプリン以後の身体」




主 催 舞踊学会(会長 古井戸秀夫)
提 携 彩の国さいたま芸術劇場(予定) 
第63回大会実行委員会委員
  委員長:外山紀久子 委員:國吉和子、、貫成人、細川江利子、八木ありさ(以上、担当理事)
  野田寿美子、中島那奈子
   

「ダンスの拡張/ハルプリン以後」【企画の趣旨】

  アナ・ハルプリン(Anna Halprin 1920~)はポストモダンダンスの母胎となったサンフランシスコ・ダンサーズ・ワークショップ(San Francisco Dancer’s Workshop/1955 創設)によって分野を越えた内外の才能に影響を与えてきた伝説的な存在であり、90歳を過ぎた現在もケントフィールドのタマルパ研究所(Tamalpa Institute/1978 創設)を中心に活動を続けている。ステージ用のいわゆる芸術舞踊の枠を越えて、「現実の問題」と取り組むムーヴメント・リチュアル、他分野の表現媒体を駆使するアーツ・セラピー、さらに近年のコミュニティ・アートの先駆けとしても重要な役割を果たしてきた。
  第1日目は、ハルプリンの活動について、木村覚氏、昆野まり子氏により専門の研究者としての立場から映像資料を交えて講演していただき、その後タマルパ研究所の講師陣のひとり、ジェイミー・マヒュー氏(Jamie McHugh)による講演とワークショップを実施する。マヒュー氏はハルプリンに啓発されつつ「身体の知」を目覚めさせるための種々の関連する身体技法を取り込んで独自のメソッド《Somatic Expression》を開発している。
  そして、2 日目のシンポジウムでは、日本人のアヴァンギャルド舞踊家として国際的な評価を得ているケイ・タケイ氏および若松美黄氏をパネラーとして迎えて、それぞれのハルプリン体験とその後の展開について語っていただく。とともに樋口聡氏(広島大学)が、リチャード・シュスターマン(Richard Shusterman)の提唱する「身体感性論」(somaesthetics)の視点からパネルに加わり、ハルプリンが示唆したダンスの射程や問題点をめぐって三氏で討議していただく。
  以上のプログラムにより、身体感覚(身体という自然環境)の劣化・麻痺・非感性化の状況が進むなかで、ハルプリンの系譜に連なる拡張された舞踊が、「良く生きる/生き切るための技術(arts of living)」としてどのような可能性を有するのかを考えていきたい。




                                                                                                                                            

大会概要  第1日目  第2日目  ご案内



第1日目:1 2 月3日(土)
■ 9:30〜  受付開始 【映像ホール前】
■ 10:00〜12:00 一般研究発表[各発表15 分・質疑5 分]



□ 一般研究発表A(1)【映像ホール】発表抄録
10:00〜 19〜20 世紀の種々の解放運動において女性ダンサーたちが担った意義
冨田佳子(武蔵大学・非)
座長
鈴木晶
(法政大学)
10:20〜 シャンゼリゼ・バレエ団 ―第二次世界大戦後フランス・バレエの出発
深澤南土実(お茶の水女子大学大学院)
休憩
11:00〜 帝劇興行にみる洋舞の受容
杉山千鶴(早稲田大学))
座長
片岡康子
(お茶の水女子大学名誉教授)
11:20〜 イザドラ・ダンカンの創設した学校
―ドイツ、フランス、ロシアの学校を中心に―
柳下惠美(早稲田大学大学院)
11:40〜 観客による舞踊作品構築の構造 
―表象を配置するダイナミズム概念の役割―
望月崇博(筑波大学大学院)

□ 一般研究発表B(1)【会議室2・3】発表抄録
10:00〜 日韓の舞踊専攻生によるデュエット時の動きと体感の変容
柴眞理子(お茶の水女子大学)坪倉紀代子(十文字学園女子大学) 
座長
石黒節子
(お茶の水女子大学名誉教授)
10:20〜 身体表現の意義に関する体験的理解の構造

中村あかね・原みなみ(お茶の水女子大学大学院)
福岡小百合(お茶の水女子大学)

10:40〜 インドの身体技法がどのように「健康」な心身をもたらすか
 ―授業実践と現地調査からの検討
高橋京子(明治大学)
11:00〜 コミュニティダンスワークショップの体験が参加者に与える効果:評価尺度作成にむけての予備的研究
白井麻子(大阪体育大学)
座長
八木ありさ
(日本社会事業大学)
11:20〜 ダンスを通じた集団形成の試み 〜高校の部活動の指導実践より〜
筒井愛知(環太平洋大学)
11:40〜 コミュニティダンスにおける効果的なファシリテーションに関する考察
 ―札幌市立教育文化会館教文コミュニティダンス部を事例に― 
岩澤孝子(北海道教育大学岩見沢校)


12:00〜13:30 昼食(理事会)
13:30〜17:00 特別講演&ワークショップ「ダンスの拡張/ハルプリン以後」
 
司会:外山紀久子(埼玉大学)
  第1部:研究の前線から【映像ホール】 13:30〜14:30
 
講演: 木村覚(日本女子大学)
「ハルプリンとポストモダンダンス」
  講演: 昆野まり子(青山学院女子短期大学・非常勤)
「ハルプリンの方法論とその基盤にある概念・思想」
  第2部:実践の現場から【大練習室】 14:40〜15:30
  Jamie McHugh(Tamalpa Institute)
通訳:中島那奈子(埼玉大学)

"The Nature of Movement, the Movement of Nature:
The Halprin Approach to Dance for Every Body"
  第3部:ワークショップ【大練習室】 15:30〜17:00
  Jamie McHugh(Tamalpa Institute)
通訳:中島那奈子(埼玉大学)
   
17:00〜18:00 総会【映像ホール】
18:00〜20:00
懇親会【劇場内「ビストロやま」】
   





大会概要  第1日目  第2日目  ご案内


第2日目:1 2 月4日(日)
■ 9:30〜  受付開始 【映像ホール前】
■ 10:00〜12:00 一般研究発表[各発表15 分・質疑5 分]


□ 一般研究発表A(2)【映像ホール】発表抄録
10:00〜 舞踊する身体の構築過程
岡千春(お茶の水女子大学大学院)
座長
松澤慶信
(日本女子体育大学)
10:20〜 振付家とダンサーの間におけるスタイルの共有にみるスタイルの意義
原みなみ(お茶の水女子大学大学院)
10:40〜 ダンス・エスノグラフィーという視角
竹村嘉晃(国立民族学博物館)
11:00〜 緊張が具現化するもの 
―ルドルフ・フォン・ラバンの舞踊実践における秘教と記憶
齋藤尚大(横浜カメリアホスピタル)
座長
大貫秀明
(駿河台大学)
11:20〜 舞踊の実践知と実践の知識に関する考察―David Carr を中心に― 
阿久津孝枝(十文字学園女子大学・非) 
11:40〜 運動における自己充実への志向性について 
柿沼美穂(国立環境研究所地域環境研究センター)

□ 一般研究発表B(2)【映像ホール】発表抄録
10:00〜 舞台美術から展開する現代舞踊作品の構想と試作
 ―地域協働による現代舞踊作品制作の在り方・国民文化祭おかやま2010
 「洋舞フェスティバル」上演作品より― 
新山順子(岡山県立大学)・岡本悦子(就実大学)
座長
寺山由美
(筑波大学)
10:20〜 地域から発信する現代舞踊の模索
 ―国民文化祭おかやま2010 をめぐる岡山の事例より―
岡本悦子(就実大学)・新山順子(岡山県立大学)
10:40〜 ダンサーの立場からみる「10 年」間隔
 ―海外活動キャリアをもつ日本人ダンサーの声を手掛かりに―
三輪亜希子(名古屋女子大学短期大学部)
11:00〜 子どもたちのコミュニケーション能力を育むためにアーティストができること
 ―「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」事業におけるダンス分野の取組〜
高橋るみ子(宮崎大学)・児玉孝文(NPO 法人MIYAZAKI C-DANCE CENTER)
座長
岡本悦子
(就実大学)
11:20〜 福島県郡山市の林間学校におけるダンス活動の意義と課題 
弓削田綾乃(早稲田大学)・竹内エリカ(日本キッズコーチング協会)

■ 12:00〜13:00 昼食
■ 13:00〜14:00
 一般研究発表[各発表15 分・質疑5 分]
□ 一般研究発表A(3)【映像ホール】発表抄録
13:00〜 舞踏の受容と「間」―「<間>日本の時空間展」を中心に
宮川麻理子(東京大学大学院)
座長
尼ヶ崎彬
(学習院女子大学)
13:20〜 暗黒舞踏における脱自性(エクスタシス)の論理と要件
―「器」に読む土方巽の心身関係論―
富田大介(神戸大学大学院)
13:40〜 土方巽と東北・秋田―写真集『鎌鼬』分析 
國吉和子(多摩美術大学・非)

■14:30〜17:00  シンポジウム「ハルプリン以後の身体」【映像ホール】
   
司会:細川江利子(埼玉大学)
 
討論者:
ケイ タケイ(舞踊家、振付家、ケイタケイ's ムービングアース・
        オリエントスフィア主宰)
    若松美黄(筑波大学名誉教授、現代舞踊協会理事長)
    樋口 聡(広島大学)




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ご案内
大会申し込み
  同封のハガキに必要事項をご記入いただき、1 1 月1 8 日(金)までにご投函下さい。
なお、総会をご欠席の方は、委任状に署名・捺印の上、上記期日までにご返送下さい。
   
会員2,000円(学生1,000円)/当日会員3,000円(学生1,500円)
  懇親会参加費 5,000円(学生3,000円)
     
大会参加費および懇親会参加費の振込
  同封の振込用紙にて、参加費の内訳をご記入の上、郵便局またはゆうちょ銀行にてご送金ください。
    口座番号:00190―2―457243
    加入者名:第63回舞踊学会大会実行委員会
     
本大会では昼食(お弁当)のご用意はございません。劇場内もしくは近隣の飲食店をご利用くださ
い。ご持参いただく場合は、会議室2・3もしくは情報プラザでお召し上がりいただけます。
     
舞踊学会ホームページ(http://www.danceresearch.ac)にて大会要項および一般研究発表の抄録 を掲載いたします。
     
お問い合わせ
  第63回舞踊学会大会事務局(細川江利子)
    〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255
埼玉大学教育学部 細川江利子研究室内
    TEL 048-858-3271(直通) E-mail 
     

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