ドラマトゥルク・ミーティングのご案内 |
ドラマトゥルク・ミーティング
ドラマトゥルクがいると何が生まれるか?
実践的思考と創造プロセスの生成
舞台芸術で活躍する「ドラマトゥルク」という仕事が知られるようになってきました。リサーチを基礎に様々な場面で活躍するこのドラマトゥルクの意義を、日本でより明確にし、次世代に伝えることが期待されています。2024年3月、第一線で活躍する国内外のドラマトゥルクによる日本で初めてのドラマトゥルク・ミーティングを開催します。ドラマトゥルクの創造的な役割を紐解くレクチャーやセミナー、ワークショップを通して、従来の作品づくりを乗り越える、対話型の新しい作り方に出会うことになるでしょう。
【コラボレーター】
- 岡元ひかる:ダンス研究/芸術文化観光専門職大学助教
- 中島那奈子:ダンス研究/バンフ・センター(カナダ)ダンスドラマトゥルク
- 長島確:ドラマトゥルク/東京芸術祭FTレーベルプログラムディレクター/東京芸術大学准教授
- ピル・ハンセン(Pil Hansen):ダンスドラマトゥルク/カルガリー大学教授/パフォーマンス・スタディーズ・インターナショナル前学会長
- 横山義志:ドラマトゥルク/SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部/ 東京芸術祭リサーチディレクター/学習院大学非常勤講師
- シャーリーン・ラジェンドラン(Charlene Rajendran):アジア・ドラマトゥルク・ネットワーク共同設立者/シンガポール南洋工科大学教授
オープニング・シンポジウム
- 日時:2024年3月20日(水・祝)15:00〜19:00(予定)[開場:14:30]
- 会場:京都芸術劇場春秋座ホワイエ
- 参加費:一般1,500円、学生1,000円
レクチャー&セミナー
- 日時:3月21日(木)11:00〜18:30(予定)[開場:10:30]
- 会場:京都芸術劇場春秋座ホワイエ
- 参加費:一般2,000円、学生1,500円
ドラマトゥルク・ワークショップ一般公開
- 日時:3月23日(土)14:45開場/15:00開始(終了予定16:00)
- 会場:ロームシアター京都 ノースホール
- 参加費:無料
ドラマトゥルク・ミーティング プレイベント
- ピル・ハンセン『Performance Generating Systems in Dance: Dramaturgy, Psychology, and Performativity』を読む
- 日時:3月14日(木)12:30開場/13:00開始(終了予定16:00)
- 会場:ArtTheater dB KOBE(NPO法人DANCE BOX)
- 参加費:1,000円
プログラム
◇3月20日(水・祝)
15:00
挨拶/趣旨説明 15:30
オープニング・シンポジウム
日本やアジア、カナダの劇場制度の違い/事例紹介(バンフセンターでのバレエなど)/日本の公立劇場でドラマトゥルクをどう制度化できるのか/人材育成の方法 など19:00
終了予定
プログラム
◇3月21日(木)
11:00〜11:45
第一幕〈ドラマトゥルクが作る地平〉
横山義志「アジアにおいてドラマトゥルクは舞台芸術のコロニアルな枠組みとどう向き合えばよいのか?」
レスポンス:シャーリーン・ラジェンドラン12:00〜12:45
第二幕〈ドラマトゥルクの問いかけ〉
シャーリーン・ラジェンドラン「ドラマトゥルクの不安定な現れ 問いかけのスペースとしての傾聴」
レスポンス:渡辺美帆子(演劇作家/公共劇場職員)14:00〜14:45
第三幕〈ドラマトゥルクの仕事〉
長島確「ドラマトゥルクは誰のために何をした?(その1とその2)」
レスポンス:筒井潤(演出家/劇作家/公演芸術集団dracomリーダー)15:00〜15:45
第四幕〈ドラマトゥルクの理論〉
ピル・ハンセン「アーティスティック・リサーチでのドラマトゥルクのファシリテーションと倫理 実践を通して知る方法と知りえない方法」
レスポンス:中間アヤカ(ダンスアーティスト)16:30〜17:15
第五幕〈ドラマトゥルクの手法〉
岡元ひかる「創造的フィードバックのために」+岩渕貞太(ダンサー/コレオグラファー)17:30〜18:15
第六幕〈ドラマトゥルクの身体性〉
中島那奈子「静かなる立会人 ドラマトゥルクの外からの眼差し」+高林白牛ロニ(能楽師シテ方喜多流)18:30
終了予定
URL:https://www.dancedramaturgy.org/
https://k-pac.org/openlab/11549/
お問合せ:dramaturgsmeeting@gmail.com
主催:ドラマトゥルク・ミーティング実行委員会