第76回舞踊学会大会 第4報

※事前の参加申込みによるお振込みの受け付けは終了いたしました。
<申込期限:2024年11月23日(土)/ 振込期限:2024年11月25日(月)>
 
2024年11月26日(火)以降のお振込みにつきましては、当日参加申し込みといたします。当日、会場受付にて、参加申し込みのご確認と手続きをお願いいたします。なお、当日参加につきましても、会場受付にて、受け付けます。是非ご参加ください。
 
当日支払  一般会員  3,000円 院生会員  2,000円 学部生会員  無料
      一般非会員 4,000円 院生非会員 3,000円 学部生非会員 無料
懇親会   一般会員・一般非会員    5,000円
      院生・学部生会員、同非会員 2,500円
 
※今年度紅葉の時期が遅れており、駅、バス等も観光客等による混雑が予測されます。時間に余裕をもって、お越しいただきますようお願い申し上げます。京都駅で、タクシーに乗れれば、京都女子大学まで、約10分、料金約1000円です。乗り合わせていただくことをお勧めします。

 

■開催月日・会場

 2024年(令和6年)12月7日(土)・8日(日)
 京都女子大学 C校舎 (当日オープンキャンパスで混雑が予想されます)
 住所:京都市東山区今熊野北日吉町35番地
 大学HP:https://www.kyoto-wu.ac.jp/index.html
 

■大会テーマ「舞踊における身体性―その歴史と教育をめぐって―」
企画の趣旨:
 新型コロナ感染症がもたらした影響は、私たちに大きな社会的変容をもたらした。今後舞踊がどのような価値や役割を担うのか。加速する社会の在り様を見据えながらダンス教育や身体教育を再考するにあたり、「身体性」に着目し、本大会のテーマを「舞踊における身体性―その歴史と教育をめぐって」と設定した。
 大会基調講演では西洋美術史家の小池寿子氏による「『死の舞踏(Danse Macabre)』の成立と変容―行列からダンスへ―」と題して、「ダンス・マカーブル」の名称がいつ成立し継承され、変容したのか、その経緯を古文書から辿りつつイメージ画像を用いてお話しいただく。またシンポジウムは、「身体性を基軸とした日米のダンス教育を観る」とし、米国DEL(Dance Education Laboratory)のダンス教育の理論と実践の第一人者であるデボラ・ダマスト氏と、日本のダンス教育から髙橋和子氏、ソマティック教育から吉田美和子氏の3名のパネリストにご登壇いただく。さらにコメンテーターとして、日本のダンス教育における身体性を長年問うてきた原田奈名子氏をむかえ、日米の比較を通し、ダンスにおける身体性について討議することにより、これからの社会におけるダンスについて考える。
 

■大会スケジュール

 

■特別企画・基調講演
 登壇者の発表要旨とプロフィールは、こちらをクリックしてご覧下さい。
 ・基調講演 発表要旨
 ・小池寿子先生プロフィール
 

1. 基調講演    
 1日目:12月7日(土) 14時30分~16時30分(C校舎 C503教室)

 「『死の舞踏(Danse Macabre)』の成立と変容―行列からダンスへ―」
  小池寿子(國學院大學客員教授)

  司会:原田純子(関西大学)      
 

2. シンポジウム「身体性を基軸とした日米のダンス教育を観る」
 2日目:12月8日(日) 13時30分~16時00分(C校舎 C503教室)

 ・シンポジウム要旨とシンポジスト略歴

  デボラ・ダマスト(ニューヨーク大学)
  “Creative Dance in the United States: Past, Present, and Future”
  (米国におけるクリエイティブ・ダンス:過去・現在・未来)

  髙橋和子(静岡産業大学)
  「日本の学校ダンスを身体性と表現性から観る」 
  (Exploring Japanese School Dance through Embodiment and
   Expressiveness) 

  吉田美和子(上智大学)
  「身体(body)が動き、からだ(soma)がダンスする:ソマティクスの身体観と
   ダンス教育」
  (The Body Moves, the Soma Dances: The Meaning of the Body in
   Somatics and Dance Education)

  コメンテーター:原田奈名子(京都女子大学)

  司会・進行:福本まあや(お茶の水女子大学)

 

■一般研究発表 
 発表抄録は、タイトルをクリックしてご覧下さい。

第1日目:12月7日(土)

第一会場(10:00~11:55) 【C校舎 C506教室】

時間 発表タイトル 座長
10:00-10:20 『ジゼル』第2幕のヒロイン像における誘惑のテーマ―19世紀ジゼル像とガリーナ・ウラノワのジゼル像をめぐって―
新井ちひろ
森 立子
10:20-10:40 舞踊作品 歴史概念と範疇概念から 「形式と内容」にそって
松澤慶信(日本女子体育大学名誉教授)
10:40-11:00 ヤコプソン作品における塑造される身体
梶彩子(早稲田大学)
11:00-11:15 休憩(15分間)
11:15-11:35 ノードと生
大脇理智
貫 成人
11:35-11:55 環境化された舞踊空間―1970年前後における厚木凡人の実践について―
相嵜颯(横浜国立大学大学院)

 

第二会場(10:00~11:55) 【C校舎 C507教室】

時間 発表タイトル 座長
10:00-10:20 “サンバから神楽舞へ” 移住(外部)アーティストによる伝統舞踊継承者育成の試み(京都・大原)
林夏木(四国大学)
波照間永子
10:20-10:40 能楽のリズム
鋳物美佳(明星大学)
10:40-11:00 家庭分野での和服着装プログラムとしての盆踊り――「炭坑節」に着目して
弓削田綾乃(和洋女子大学)
長島未玖(和洋女子大学大学院)
柴田優子(和洋女子大学)
11:00-11:15 休憩(15分間)
11:15-11:35 ジョン・ウィーヴァーによる18世紀ダンスの「再文脈化」-『舞踊史試論』から
小澤里佳(青山学院横浜英和中学高等学校)
松澤慶信
11:35-11:55 北ノルウェーにおける民俗舞踊とコンテンポラリーダンス――舞踊団Kartelletの実践とその文脈
武藤大祐(群馬県立女子大学)

 

第2日目:12月8日(日)

第一会場(10:00~11:55) 【C校舎 C506教室】

時間 発表タイトル 座長
10:00-10:20 松本千代栄の「遊び」の実践における理論的背景――1947年「学校体育指導要綱」が示した「表現遊び」に着目して――
北村桜(立教大学大学院)
寺山由美
10:20-10:40 自分以外の何かになって表現することが難しい子ども―自由遊び場面の事例から―
村瀬瑠美(神戸大学)
10:40-11:00 演題なし
11:00-11:15 休憩(15分間)
11:15-11:35 ラバン理論を用いた学術研究の今日的広がりとダンス教育における動向:英語および日本語文献の調査から
橋本有子(お茶の水女子大学)
佐藤真知子
(お茶の水女子大学/フォルクヴァンク芸術大学)
猪崎弥生
11:35-11:55 高齢者施設でのダンスプログラムにおける参加者の変容
岡千春(お茶の水女子大学)

 

第二会場(10:00~11:55) 【C校舎 C507教室】

時間 発表タイトル 座長
10:00-10:20 ダンス作品分析における間テキスト性の概念の広がり― Janet Adshead-Lansdaleの論を中心に―
上田園乃(お茶の水女子大学大学院)
堺谷珠紀(お茶の水女子大学大学院)
吉田瞳来(お茶の水女子大学大学院)
福本まあや(お茶の水女子大学)
富田大介
10:20-10:40 『ダンス・リサイクル♻️』―実践とその可能性―
阪本麻郁(四国学院大学)
権野めぐみ(名古屋女子大学)
来田宣幸(京都工芸繊維大学)
10:40-11:00 舞踊作品における人間の身体とその動き(movement)による表現の可能性とは ―ニジンスカのLes nocesを題材として
柿沼美穂(東京工芸大学)
11:00-11:15 休憩(15分間)
11:15-11:35 ブレイキンにおける遊戯性について
藤田明史(関西学院大学)
外山紀久子
11:35-11:55 舞踊空間とエコロジー ―ドイツ表現主義における舞踊
柴田隆子(専修大学)

 

ポスター発表 
 12月7日(土)・12月8日(日)(10:00~13:30)【C校舎 C505教室】

発表者(所属) 発表タイトル
児玉孝文(宮崎大学研究・産学地域連携推進機構)・豊福彬文・野邊壮平・高橋るみ子 ダンスと共に歳を重ねることで、社会における身体表現の価値を再認識する研究
劉晶(大阪体育大学大学院)・白井麻子 コンタクト.インプロビゼーションが身体意識にもたらす影響 ―体育系大学生を対象として―
篠原陽(お茶の水女子大学大学院) ダンス授業におけるICT活用の有用性研究―生徒の鑑賞能力に着目して―
ウンドーリル(明治学院大学大学院) 中国における今日の舞踏の状況と美学

 

■懇親会について
 1日目(12月7日)17:00より、会場(C校舎)とは別のE校舎カフェテリアで行います。是非ご参加ください。 
 

■その他のご案内

  • 紙媒体の「予稿集」などの準備はございません。「抄録」などが当日必要な方は、ホームページからダウンロードしてお手元で参照していただくか、プリントアウトしてご持参ください。
  • 無線LANサービスについて
    *大会期間中、京都女子大学で利用可能なゲスト無線LANサービスを提供いたします。受付時に各参加者に「京都女子大学 ゲスト無線LAN接続」の用紙を配付しますのでご利用ください。なお配付した用紙は、お帰りの際に必ず受付にお戻しください。 *京都女子大学では、eduroam(学術系の国際的な無線LANサービス)も利用可能ですが、校舎、天候によって、つながりにくい場合があるといわれていますので、ゲスト無線LANサービスをご利用ください。
  • 参加者控室について
    C校舎C207の共有部分を大会参加者の控室として用意いたします。学会開催中は、休憩、歓談、昼食などで自由にご利用ください。
  • 昼食について
    *京都女子大学に向かって上がる坂(女坂)及び国立博物館内のコーヒー店、博物館向かいのホテルなど数件、ランチができるお店はございます。
    *E校舎カフェテリアは、1日目(12月7日)は夕方懇親会のみの営業。2日目(12月8日)はオープンキャンパスが開催されるため混み合うことが予想されます。
    *各自でご持参いただき、休憩室あるいは、会場教室(C503・C506・C507)をご利用いただくことも可能です。
  • ホームページ掲載の為、両日とも会場で写真撮影をいたします。ご承知おきください。
     

■会場へのアクセス
 京都女子大学 C校舎(当日オープンキャンパスも開催中)
 住所:京都市東山区今熊野北日吉町35番地  

 交通アクセス:https://www.kyoto-wu.ac.jp/access/index.html
 プリンセスラインバス:https://www.princessline.jp/
 キャンパスマップ:
  https://www.kyoto-wu.ac.jp/student/campus/map/index.html
 


 

■主催
 舞踊学会(会長 猪崎弥生)
 

■第76回大会実行委員会
 委員長:大橋奈希左  
 委 員:塚本順子(担当理事・天理大学)・原田奈名子(京都女子大学)・
     原田純子(関西大学)・村越直子(武庫川女子大学)・
     白井麻子(大阪体育大学)・竹村嘉晃(平安女学院大学)・
     眞﨑雅子(京都華頂短期大学)・光安知佳子(阪南大学)・
     豊永洵子(武庫川女子大学)・山田小夜歌(京都精華大学)
 

■問い合わせ先
 ご不明な点は、第76回舞踊学会大会実行委員長までお問い合わせ下さい。
 お問い合わせ先:第76回舞踊学会実行委員事務局
 buyougakkai2024@gmail.com